尾花友久 無垢壺 展
Obana Tomohisa Exhibition
2024.11.16 sat – 11.24 sun
12:00-19:00 ※最終日は18:00まで 会場 wad+
無垢の壺はずっとやりたくて、無垢の壺で口だけつけるっていうのをやりたくて、別に意味は考えてないねんけど。やりたくて。
で、次大阪でやるならその壺にしようと思ってやってたら、壺ってなんやって考えるようになった。
写真で見たらこの口が埋まってるのを見せなかったら多分みんなが壺って思うけど、でも壺には空間を要するっていうのが必要らしくて。
その内部空間、用途の方が世間的には大事なんやと思って。
でも写真で見る人の方が多分多いから、そしたらその人にとっては壺やしって考えてて。
で、ダンボールに土を埋めて無垢のキューブを作ってる時も空間を無くそうみたいな。
空のダンボールと思ってるけど、これは壺っていう形してるから、
あれ?どこ行ったんやと思ったんよね。
空間がありそうな体してはんのに、ないやんと思って。
あるとないが今ごっちゃになってるんやね、その壺っていう形を久々に作って形を得たけど大事なものはなくなったような気がして、その形にとって必要な。
でもやりたかったことは無垢のモノやから本質はなくなってない気がした。
wad小林剛人×尾花友久との個展前の対談の一節より。
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